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平成30年度学生地域活動大賞

大学ネットワークふくおかが実施する
「学生地域活動大賞」

大学ネットワークふくおかが地域・社会の中で、環境や福祉、まちづくりなどのボランティア活動を実践的に行っている大学生グループの活動を表彰する「学生地域活動大賞」。一次審査を通過した10グループが平成30年10月27日(土)の二次審査会に臨み、最終審査により最優秀賞1団体、優秀賞4団体が決定しました。さあ、ほとばしる熱い情熱を原動力に、地域活動に取り組む大学生たちの活躍に注目しよう!

継続的な復興支援活動で地域を元気に

島谷研究室

(九州大学、九州大学大学院)

私たちは地域と連携した町おこし活動や、災害の復興支援活動などを行っています。平成29年九州北部豪雨の被災地復興支援活動では、ボランティアだけでなく、復興に向けた会議の内容を取りまとめた復興新聞を作成しました。一人ひとりの意見を反映させ、より良い復興につながるよう、お手伝いをしています。地元の方々のためにできることは何があるのか、自分たちで考え、長期的に活動を行っていくことが重要だと考えています。

これからも地域に寄り添った活動を続けます!

代表 大野 拓摩さん

知識を深め、食を通じて広がる地域の輪

薬膳・食育ボランティア部

(中村学園大学)

私たちは、管理栄養士・栄養士を目指す学生が集まる団体です。福岡市内の公民館で各ライフステージ別の料理教室を行ったり、毎年11月に行われる学園祭「霜月祭」で健康モデル食、薬膳カレーと超腸元気ゼリー(甘酒ゼリー)の提供を行ったりするなど、地域に根づいた食育支援をしています。その他平成28年熊本地震の際に益城町での炊き出しや、平成29年九州北部豪雨の際にうきは市で柿の葉茶作りを行うなど、視野を広げたボランティア活動も行ってきました。今後も、大学で学んだ専門知識を生かしながら、食を通じて社会貢献していきたいです。

活動のためならどこへでも駆けつけます!

代表 下川 愛子さん

子どもに多彩な体験のプレゼントを

LYKKE(リッケ)

(筑紫女学園大学)

昨年発足したLYKKE(デンマーク語で「幸せ」の意味)では、学内外で地域の子どもや、児童養護施設の子どもを対象とした子ども食堂や学習支援などの活動を行っています。私たちの活動のコンセプトは、「食」「職」「触」の三つの「ショク」です。食事をしながら大学生と豊かなコミュニケーションを図り、時には将来の話をすることで、子どもたちが具体的な目標や夢を描くことのきっかけづくりをしています。

幸せってなんだろう?

代表 浅野 緑さん

子どもが安心して暮らせるまちづくり

NPO法人まちづくりLAB

(九州大学/福岡大学/筑紫女学園大学/福岡教育大学ほか)

まちづくりLABは、すべての子どもや家族に、安心できる理解者・選択肢・居場所のある未来を目指して活動しています。主な活動は訪問型の学習支援で、対象とする子どもの多くが外出や対人に抵抗を持っています。このような子どもたちは、支援が必要であるにも関わらず、支援に繋がりにくい現状にあります。私たちはそんな子どもたちのご家庭に訪問し、大学生だからこそ発揮できる“斜め上の関わり”を大切にして、子どもが自立していけるよう寄り添った支援をしています。そのほか、フリースペースやキャリア教育活動、大学生向けの研修会も行っています。

私だからできる関わりを大切にしています。

代表 武脇 美穂さん

みんなの『やりたい!』を応援する

WAN

(九州大学/西南大学/福岡大学)

WANは設立16年目の学生主体の団体です。時代の社会課題に応じて活動のテーマを自分たちで設定していき、2015年から「地方創生」を活動テーマにしています。現在はイベントの企画・運営やSNSでの情報発信を通して、地方の魅力を発見し全国に発信しています。WANでは様々な人々と出会い、最高の仲間とともに目標に向かって突き進むことができます。大学の枠を超えた仲間と活動し、地域の垣根を越えて、地方を盛り上げる”きっかけ”を一緒につくりませんか?

学生の力で地域を盛り上げます!

代表 園田 映美音さん

子ども支援の現場と大学生を「繋ぐ」

福岡子ども支援学生連盟

(九州大学/筑紫女学園大学/福岡大学)

私たち福岡子ども支援学生連盟(コガクレン)は、子ども支援現場と大学生をつなぐ学生ボランティアネットワークを構築し、支援情報を共有することで支援からこぼれ落ちる子どもを一人でも減らす環境づくりを目指しています。また、大学生が子ども支援や福祉について学びを深め、育つための様々な場を企画運営しています。今年5月に開催した「はじめの一歩キャンパス」では、所属大学3大学から子ども支援や福祉に関わる活動をしている先生方をお呼びして、大学生だからできる子ども支援のあり方について50名を超える大学生とともに考えを深めました。

大学生だからできる子ども支援があります!

代表 宮本 彩乃さん

ICTを通じた「学びの連携」

シスマネ新宮町プロジェクト

(福岡工業大学)

私たちは、新宮町学校教育課及び立花小学校と連携・協働による「ICT教育」を主テーマとし、2月には立花小学校の6年生を対象に授業を行います。今年4月からの取り組みとしては、立花小学校6年生の授業見学を行い、授業内容・クラスの雰囲気などを知り、子供たちに新たな学びを与えられるような授業構成を考えるうえでそれらを取り入れる、といったことをしてきました。また、昨年先輩たちが行った授業をブラッシュアップし、大学生ならではの発想を駆使することで、授業を通して理科系への興味を持ってもらえるような授業にできるよう努めています。

ICTと大学の特色を活かした取り組みです!

代表 坂口 緋菜さん

笑顔あふれる社会を目指して

ボランティアサークル葡萄

(福岡女学院看護大学)

今年で11年目を迎える本学は、古賀市をはじめとする周辺の地域で、乳幼児から高齢者まで幅広い方々を対象に活動しています。障害をもった子どもと触れ合ったり、高齢者を対象に自分たちで作成した内容で健康教育を行ったりと、この他にも様々な活動を行っています。ボランティアを通して学ぶことはとても多く、ひとつひとつの活動にやりがいを感じています。また、活動を継続することを大切にしており、発足当初から続いている活動も多くあります。看護学生だからこそできる、大学で教わった知識を最大限に活用した活動が多いことも魅力のひとつです!!

看護の心で人々の健康をサポートします!

代表 橋内 志歩さん

地域の方々と一緒に自然環境を学ぶ

九産大野生動植物研究会

(九州産業大学)

私たち九産大野生動植物研究会は、2008年に発足し、地域の方々に自然環境や生き物の大切さを伝えることを目的とし、様々な地域で環境保全活動や清掃、環境教育を行っています。さらに、来年度は継続して行う活動に加え、新たな活動も検討しています。

地域の方々と協力して行うことで活動の視野を広げることができました。

代表 甲斐 華子さん・古野 正章さん

ITを使って地域公共交通に元気を!

九州産業大学地域公共交通運行管理支援グループ

(九州産業大学)

理工学部稲永研究室で開発したシステムを使い、乗降客数や利用目的等の公共交通の利用状況や運行状況を自治体に提供し、地域公共交通が抱える問題を把握するとともに、運行担当者の意識を変えるきっかけや新たな気付きを提供する活動を、2013年以降進めています。今年は、特に若者に公共交通を認知してもらうため、自治体が運行する公共交通向けに国土交通省策定の「標準的なバス情報フォーマット」(GTFS-JP)形式のデータを作成し、GoogleMaps、駅すぱあと、Yahoo!路線情報等に掲載させることができました。

地域公共交通のIT化に貢献します!

代表 橋爪 裕史さん