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サークル・その他活動 2020年05月25日 福岡工業大学

課題解決型学習授業”シスマネPBL”って?

こんにちは(´・Д・)」
福岡工業大学情報工学部システムマネジメント学科3年のもなかです!

今回、私が紹介するのは大学での学びを活かして地域の課題を解決するシステムマネジメントPBL(Project Based Learning;課題解決型学習)、略して”シスマネPBL”についてです。

この授業では、5つの研究室の先生方と学生が、新宮町立花小学校6年生へのICTを活用した体験型授業の実施、福岡県警察本部交通企画課と協働した交通事故防止策の効果検証、そして古賀市「工場見学体験教室」の取組を通した学生目線による企業や自治体の課題発見と解決策の提示、という3つのプロジェクトに取り組んでいます。4月から始まる一年間を通した3年次の必修科目で、今年で3年目を迎えました。

私が参加する「古賀市プロジェクト」では、夏休みに小・中学生を対象に実施する工場見学体験教室の企画と運営の体験を基に、担当した工場や企業の課題を発見し、インダストリアルエンジニアリング、オペレーションズリサーチ、統計学といった学科での学びを活用して具体的解決策を提案することを達成目標としています。

前期のビッグイベントは、8月に開催された第7回古賀モノづくり博「工場見学・体験教室」工場見学したいけんツアー。古賀市の企業7社と学生が4コースに分かれ、見学プログラムの企画・立案・準備・運営を企業の方の指導を受けつつ協働で行いました。

具体的には、バスの中でのレクリエーションを考えたり、見学中のタイムスケジュールを策定したり、子供たちにお菓子作り体験で何を作ってもらうか考えたり、クイズを作ったり、、などなど・・・。学生ならではの目線で企画していきました。

活動するのは週1回、90分の授業内で行うので、思ったより余裕がない。(笑)
もちろん授業時間外にもメンバーで集まって活動しましたが、それぞれの都合が合わないときもある為、毎週の授業時間を大切に使いLINEやメールでこまめに連絡を取り合ったりしていました。

ちなみに、私たちのコースのキャッチコピーは「もっともちっと見たくなる!和×洋デリシャスツアー」。午前中に株式会社五十二萬石本舗様の工場を見学し、こどもたちの和菓子作りをサポート。午後は株式会社ピエトロ様のドレッシングを使ったイタリアンの調理と実食をこどもたちに楽しんでもらうというもの。

事前に学生だけで何度も工場見学に伺い、工場内部の様子を把握しつつ当日の流れをイメージしたり、注意点・ポイントを教えていただいたり、参加する子供たちに楽しんでもらうにはどうすればいいか、を第一に考え、企画・立案し、準備を行いました。

例えば株式会社五十二萬石本舗様では、工場を見学した子供たちに「すごい!」、お菓子作りを体験して「楽しい!」と思ってもらえるように、職人の皆さんが手作りしているところをできるだけ近くで見てもらうようにしたり、子供たちが作る和菓子は四季をイメージしたかわいらしいものにしたりと工夫しました。
 

そして工場見学当日、参加してくれた小・中学生は43名。各コース定員10人で、中には抽選に漏れてしまった方もいたみたいです。それほど人気の工場見学、何としても成功させねばという思いが強くなりました。

リーパスプラザ古賀での開会式が終わり、まずは子供たちとの顔合わせ。自己紹介を行ったのですが、子供たちってこんなに元気で無邪気なのか~となりました。
緊張しつつもキラキラした眼でこちらを見てくる様子はとってもかわいらしかったです。

移動のバスに乗り込み、工場についてからの諸注意を話し、再び子供たちとの交流を始めました。席は子供たちに自由に座ってもらって、その間に学生が入り込むような形をとりました。
「楽しみで昨日眠れなかった!」と話してくれる子や、記録用として私たちが持っていたチェキカメラを向けると笑顔でピースしてくれる子、学生にくっついて離れない子など様々。
最初の緊張感は徐々に薄れてきている気がして少しホッとしました。

最初に訪れたのは株式会社五十二萬石本舗様。

見学時の子供たちへの説明も行いました。が、子供に注目させて話を聞いてもらうのって結構難易度高めでした。(気になるものがあるとそっち見ちゃうもんね…)と思いながらもなんとか説明を終え、和菓子作り体験へ。
「難しい!」「わかんないから(お手本)見せてくださーい!」「おいていかないで!!」と子供たちからの声が上がりましたが、私たち学生も苦戦していました(笑)

そんなこんなで出来上がった和菓子がこちら。左がお手本、右は子供たちと協力して作ったものです。出来上がると子供たちも笑顔を見せてくれました☆

午後は、リーパスプラザ古賀の調理室で株式会社ピエトロ様のドレッシングを使った調理教室を行いました。その後再び場所を移動して、4コースの参加者全員で、子供たちが工場見学の感想を記入したポスターを保護者の方の前で発表。最後に閉会式を行い、無事に工場見学の全工程が終了しました。

子供たちにとって、そして私たち学生にとっても忘れられない夏の想い出が来たと思います( ´ ▽ ` )ノ
この工場見学で終了することなく、後期は担当した企業の課題解決に繋がっていきます。
私たちのグループは株式会社五十二萬石本舗様に協力いただき、、1年次の後期授業で行ったインダストリアルエンジニアリングの手法や、3年次の前期授業で行ったデータ解析の考えを利用しつつ、AnyLogicというソフトウェアを用いて売上予測をシミュレーションし、分析しようと思っています。来年1/22(水)には、成果報告発表会として、企業の方たちを本校にお招きし、工場見学中に見つけた課題の分析・改善結果をスライドにまとめて報告します。

ちなみに、前期授業では企業の方、古賀市職員の方など様々な年代の方と接する機会があったので企画力やプレゼン力、コミュニケーション能力も身に付きました。
福岡工業大学のシステムマネジメント学科では、理系の情報分野だけではなく、こういった幅広いこともやっているんだなぁと知っていただければ幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうござました!