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大学自慢 2016年10月19日 福岡工業大学

【大学MVS vol.3】何事にも恐れず挑戦、国内外の学会で12の賞を獲得!

大学生になると、どんなことができるのか?それは人それぞれ。今までやってみたかったことをより深く追求したり、新しい人・出来事との出会いの中で何かを始めてみたり。大学生は自分で考え、積極的にチャレンジすることで、高校生の頃とは違った大きな可能性が広がります。そんな大学生の活躍の様子を「大学MVS ~Most Valuable Student~」と題したシリーズで紹介します。
 
福岡工業大学 大学院 工学研究科 電子情報工学専攻 修士2年 安部 寛二さん
●苦手な英語を克服し、主体性を身につけた!



“社会の第一線で活躍できる技術者になりたい”。私はそんな強い思いから、福岡工業大学大学院に進学しました。私の所属する電子情報工学専攻の江口研究室では、様々なテーマが研究されており、学部生と大学院生が同じ研究室で一緒になって研究を行っています。さらに、週に一度は研究室の先生や学生の前で研究の進捗報告をして意見交換を行うゼミがあり、指導教官の先生や研究室の学生と毎週のように研究に対しての議論を重ねることで、私は学会で発表できる水準の研究成果を挙げることができました。
しかし、研究成果を論文や国際会議で発表する際には、英語でその成果を分かり易く伝えなければなりません。私は英語に対して苦手意識を持っていましたので、そうした意識を克服するために、大学主催の短期留学プログラムに参加しました。同プログラムでは、アメリカのカリフォルニア州立大学やサンノゼ州立大学、シリコンバレーを中心とした企業、タイのモンクット王工科大学などを訪問。英語力だけでなく、異国の文化や考え方を学ぶことで外国人とコミュニケーションを取るために必要な能力を培いました。
このような取り組みの結果、私は周りの学生よりも多くの学会発表を経験し、大学院生活の間に国内外の学会で12の賞を受賞できました。私は福岡工業大学での、このような経験を通して、何事にも恐れずに挑戦する主体性を養えました。そして、就職活動では第一志望であったソニー株式会社から内定をいただくことができました。

01
 
●世の中を豊かに、さらなる研究活動に邁進!


私は現在、大学院修了に向けて研究活動に励んでいます。具体的には、超高電圧を水中でショートさせることによって発生した衝撃波を用いて、加熱せずに食品加工を実現する研究を行っています。本研究は「食」に深く関わる研究であり、その研究成果が世の中をより豊かなものにする可能性があるという点が非常に興味深く感じています。
また、英語の学習も継続して行っています。福岡工業大学には、大学の学生なら自由に参加できるネイティブ職員による英語レッスンが週に2回開かれており、私はそのレッスンへ積極的に参加することで英語力を伸ばしています。
学会活動も継続して行っており、今年の10月末にはタイ・バンコクで7度目となる国際会議での研究発表を行うことが決まっています。今後の大学院生活においては、研究活動に邁進しながら、第一線で活躍する技術者となれるように、将来に向けて必要な能力を高めていきたいと考えています。

02
 
福岡工業大学ってどんな大学?<大学担当者から>
●教職員一同が一丸となってグローバル化に対応した丁寧な教育を推進!


福岡工業大学では、「一人ひとりに対する丁寧な教育」を目標として、教職員一同一丸となって学生教育に取り組んでいます。安部君の所属する江口教授の研究室には、タイ・中国・韓国などの様々な国からの留学生が所属しており、“生活を豊かにする回路システムの開発”という一つの大目標を掲げて、国境を超えた価値の創出“グローバル化”を推進しています。
また、国内外の研究者との共同研究の成果を国際会議やコンテストの場で学生自身に発表させることで、学生が1つでも多くの「Student Success」を経験できるように、学生と指導教員の二人三脚による丁寧な教育が行われています。
 さらに、大学ではこれらの活動を支援するために、学生の学会参加費用を補助する“学会出席旅費等補助制度”、国際会議での英語発表を教育する“国際戦略室のネイティブ英語レッスン”などを提供しており、教職員一同が一丸となって学生教育を推進しています。

03
●大学からのメッセージ「学生の学習意欲を引き出す仕組みがある!」

現在、福岡工業大学の教育プログラムは、文部科学省の大学教育再生加速プログラムに採択されており、学生の主体性を引き出す“アクティブラーニング(AL)型の授業”が全学展開されています。このように、第一線の研究者による研究指導だけでなく、日頃の授業から、学生の学習への主体性を引き出す仕組みが福岡工業大学には用意されています。
また、国内外の第一線で活躍できる人材を育成するために、本学独自のグローバル人材育成プログラム(ACE、FINE、STARプログラム)によって、学生のグローバルマインドの醸成も行っています。
今回紹介した安部君もこのグローバル人材育成プログラムに参加し、カリフォルニア州立大学やサンノゼ州立大学の学生等との研究交流をはじめ、シリコンバレーのグローバル企業を訪問するなど、さまざまな刺激を受けることで、学習へのモチベーションを高め、何事にも果敢に挑戦する姿勢を身につけました。

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